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あかりを灯す

年の瀬にかかってきて、夫の帰宅が遅くなっている。
わたしは家で彼を待つ。
その長さをもどかしく思うこともある。
でも、矢のように去ってしまったら、
わたしはこの家で彼を迎えることはできないだろう。

食事を用意することに始まり、床やシンクを磨いて、
部屋に風を通して、服を洗って、季節の彩を加える。
昨日までの生活の痕を少しずつ消して、今日、必要なものと入れ替える。
新しく買ったもののパッケージを剥がして、古くなったものを捨てる。
歳時の雑事をこなして、わたしはここで待つ。

新婚の頃より少しずつ綺麗にしている。
もしかしたらまだ、取り戻している段階かもしれない。

贅沢も煌びやかさもないけれど、居心地がいいように。
きっと、劇的な変化や念願の成就はないと思う。
でも、少しずつ老いて消耗していくことに恐れもない。

*

土台の部分を大切にしていきたいと思っている。
いわゆる「当たり前」を、精度よく積み重ねる。

時々忘れてもいいし、たまにはできなくてもいいけど、
大体同じところに戻れるように。
大きな結果を出せなくても、躓いて失敗しても、
ここがあるのだと、わたしにも夫にも示せるように。
およそ発露を躊躇うような感情の処理に戸惑った時、
「どのような在り方でもいい」と受け止められるように。
だれも、なにも、癒せなくても。
2014年12月02日 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記
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