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わたしたちは分業を選んだ。

昼近くから、夫が結構派手目に風邪を引いた。幸か不幸か今日は祝日。
隣駅の墓に眠る祖父は心の中で思いつつ、
持ち前の知識をフル活用して看病した。
実は、結婚してから、看病したのは今日が初めて。

症状は発熱と寒気、関節痛。
鼻汁と咳嗽、咽頭痛、腹痛はなし。食欲はある。
なので食後は水分を枕元に置いて寝かせた。
その後熱が上がり寝苦しいらしいので梨を食べさせて、解熱剤とアイス枕を与える。
その間に家事を済ませ、日雑と食品と、麻黄湯を購入。
夕飯までひたすら寝かせて、夕飯もいつもより少なめではあるけど完食。
この時点で「汗がすごい」というので、麻黄湯の適応から外れたけれど、
ガンガン汗をかいてくれてるなら明日にはいくらか楽になるだろう。
麻黄湯はどうせまた夫のほうが体調を崩すだろうから、その時に飲ませようと思う。

と、このように夫のことを冷静に見られるようになったことを、
たとえ収入が半減しようとも、尊いと思ったっていうのが今日の話。
これまでももしかしたら、こんなことがあったのかもしれない。
でも当時のわたしに看病なんて概念はこれっぽっちもなかった。
できたのは、受診勧奨か、市販薬のチョイスくらいだった。

子どもじゃないから、自分のことは自分でって考えもあるかもしれないけれど、
今回夫が体調を崩してわたしは改めて、「あの時は残酷だったなぁ」って思った。
前も書いたけれど、疲れた人を癒すのが疲れた人って生き方は、
出来なくもないけれど、元々生存願望の薄いわたしからしたら、
「そうまでして生きたくないなー」って感じ。

老後のためとか、いつか授かるかもしれない子どものためとか、
どうひっくり返るかわからない未来のために、
文字通り身体を削って富を生み出すことが、わたしには耐えられないんだよなあ。
必死の思いで富を築いて、その後本当に過労死したら意味ないし。

夫が解熱剤の力で眠りまくっている頃、
わたしは自分のワンピースにアイロンをかけていた。
看病とアイロンがけを同時にこなせるリソースの余裕に妙な感動を覚えた。
静かな祝日だったけれど、満足。

技術があっても駆使する機会がなければ、ないのと同じ。
稼いだお金があっても、遣う機会がなければ、ないのと同じ。

持っているものを確認するという意味で、わたしが退職したのは正解だった。
夫は十分すぎるくらい仕事を頑張ってくれているし、
わたしは小娘の頃から培ってきた生活力を発揮できている。

早く元気になってほしい。
そしたら彼の好きな料理を作ってあげられるし、
手作りのデザートで驚かせることもできる。



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2014年09月23日 | Comments(0) | Trackback(0) | 日々の出来事
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